2011年2月13日日曜日

東京マーケット?サマリー(1日)

レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
       ドル/円   ユーロ/ドル  ユーロ/円
午後5時現在 93.60/63  1.3500/03  126.35/40
NY17時現在 93.44/49  1.3509/15  126.24/29
 午後5時のドル/円は、ニューヨーク市場の午後 rmt Latale
5時時点に比べ小幅ドル高の93円後半。終盤の取引でドルは一時93.74円をつけ3カ月ぶりの高値を更新した。
 年初来高値の93.78円を超えた水準では、損失確定の買い戻しオーダーが並ぶとみられ、ドル/円の上昇に弾みがつく可能性が高い。季初にあたるこの日は投資家勢の参加が乏しく、東京日中の取引では、イースター休暇前、米雇用統計発
表前のポジション調整が中心の相場となった。
<株式市場>
日経平均   11244.4円(154.46円高)
       11118.18―11272.73円 出来高 23億6782万株
 東京株式市場で日経平均は反発した。新年度に入って生保や損保を中心とする機関投資家が売りを出すなかで円安を背景に欧米年金による買いが続
き、日中は底堅い値動きとなった。寄り付き前に発表された日銀短観3月調査で企業景況感がほぼ市場の予想通りに改善を示したことが、株買い安心感につながった。さらに、きょう東証1部に新規上場した第一生命保険<8750.T>の初値が売り出し価格(公開価格)を上回ったことも支援材料となった。一方で、過熱感などから天井に近づいているとの見方も出ている
。 
 東証1部騰落数は値上がり947銘柄に対して値下がり576銘柄、変わらずが146銘柄。東証1部の売買代金は1兆8654億円と前日より増加した。
<短期金融市場> 17時05分現在
 無担保コール翌日物金利(加重平均レート)  0.090%
 3カ月物国庫短期証券流通利回り          ─―
 ユーロ円3カ
月金先(2010年9月限)   99.620(+0.005)
              安値─高値    99.615─99.620
 無担保コール翌日物金利は0.09%近辺での取引。準備預金の積みの進ちょくは順調で、取り一巡後は落ち着いた展開となった。後場は閑散。レポ(現金担保付債券貸借取引)GCレートはトムネ?スポネで0
.110%を挟んだ動きと強含み。国債買い現先オペレートは先行きのオペが減少数との見方から強含み横ばいとなった。国庫短期証券買い入れオペは市場実勢通りの結果となり、波乱はなかった。
 ユーロ円3カ月金利先物取引では、日銀短観は材料視されず動意薄。
<円債市場>
 10年国債先物中心限月?6月限(東証)138.69(+0.47

                    138.11─138.72
 10年最長期国債利回り(日本相互証券引け値) 1.355%(─0.035%)
                 安値─高値  1.400─1.355%
 円債市場は大幅反発した。朝方は景況感の改善を裏付ける内容となった3月日銀短観を受けて売りが先行
したものの、その後は生保や銀行の期初の買いや海外勢のショートカバーからプラス圏に浮上。後場に入ると、前場の動きをみた投資家に買い安心感が広がり、ショート筋のストップロスを巻き込みながら、一時前日比50銭高となった。現物債にも幅広い銘柄に買いが入り、5年から30年にかけてのカレント銘柄は前日比3─3.5ベーシスポイント低い水準まで買
い進まれた。同銘柄に品薄感が出ていることも、値上がりに拍車をかけた。
 原口一博総務相のロイターとのインタビューは材料視されなかった。
<クレジット市場>
政保債(地方公)10年 3.0─3.5bp 銀行債(みずほ)5年 23─24bp
地方債(都債) 10年 5.5─6.0bp 電力債(東電)10年  9─10bp

 一般債市場では、新年度入りで潤沢な運用資金を抱える投資家がスプレッドに厚みのある国内普通社債(SB)に買いを入れた。対象は日産自動車<7201.T>、東芝<6502.T>、住友不動産<8830.T>などとの見方が出ていた。クレジット?デフォルト?スワップ(CDS)市場で新指標のiTraxxJapanシリーズ13は一時107.5ベーシスポイント(
bp)と前日引け(114bp)から低下し、2009年9月以来約7カ月ぶりの水準を付けた。朝方に発表された日銀短観3月調査で景況感改善を確認したことを受けて、日経平均が前日比150円を超す上昇となったことから信用リスクを選好するプロテクションを売る動きが強まった。
<スワップ市場>
スワップ金利(16時30分現在の気配)
 
  2年物 0.51%─0.41%
   3年物 0.58%─0.48%
   4年物 0.67%─0.57%
   5年物 0.78%─0.68%
   7年物 1.05%─0.95%
  10年物 1.47%─1.37%
 スワップ金利は低下。イールドカーブはフラット化。市場参加者によると、金利変動幅は2年ゾーン0.
125ベーシスポイント(bp)、3年ゾーン0.75bp、5年ゾーン1.875bp、7年ゾーン2.625bp、10年ゾーン2.75bp、12年ゾーン2.75bp、15年ゾーン3.125bp、20年ゾーン3bp、30年ゾーン3bpそれぞれ低下した。市場では「他商品に比べると閑散。国債先物で前日イブニングセッションのショートが踏み上げら
れ、それにスワップがついていく形となった。それほど受けが強い感じでもなかった」(邦銀)との声が聞かれた。
                          [東京 1日 ロイター]

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引用元:テイルズウイーバー(TalesWeaver) 情報局

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